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  下水道用語集
下水  私たちが家庭から出す,台所や洗面所 ・ 風呂 ・ トイレなどからの汚れた水(生活排水)と,工場で使われた水(工場排水)をあわせて「汚水(おすい)」といいます。

 また,雨の水を「雨水(うすい)」といい,汚水と雨水をあわせて下水とよびます。

管渠 (かんきょ)  汚水と雨水が流れ込む下水管渠は,道路の下などに埋められており,勾配を利用して下水を運ぶよう工夫されています。上水は圧力で水を運ぶのに対し,下水は勾配を利用しているのが特徴です。

 また,下水の流れ方によって,汚水と雨水が同じ管渠を流れる「合流式」と,汚水は汚水管渠で,雨水は雨水管渠でそれぞれ別々に運ぶ「分流式」とがあり,玉野市では分流式が採用されています。

ポンプ場  下水の送水は勾配を利用しているため,管渠はどんどん深くなっていきますので,途中で一度くみ上げ,またそこから勾配を利用して,汚水を終末処理場(浄化センター)まで送水するための施設です。

 汚水は汚水ポンプでくみ上げ,処理場まで送水します。また台風や大雨時などの大量の雨水は,雨水ポンプでくみ上げ,川や海に排水することで,地域の浸水を防ぎます。

SS (浮遊物質)  水のにごりの原因になる物質のことで,ろ過の前後のろ過材の重量差から求めることができます。

 下水中の浮遊物質は,水質を表すのに有力な指標であり,また下水処理では汚泥量に関係します。
 単位はmg/Lで表され,数値が大きいほど浮遊物質が多い,汚濁がひどい水だと言えます。

BOD (生物化学的酸素要求量)  水の汚濁を示す指標の一つで,1リットルの水を20度で5日間放置したとき,その水中の微生物が有機物を分解するときに消費する酸素量のことです。
 単位はmg/Lで表され,数値が大きいほど汚濁がひどい水だと言えます。
COD (化学的酸素要求量)  水中の有機物を,酸化剤(過マンガン酸カリウムや重クロム酸カリウム)で酸化するのに消費される酸素量のことで,水質汚濁の指標の1つとなっています。
 単位はmg/Lで表され,この値が大きいほど汚濁がひどい水だと言えます。

 日本では,河川の環境基準にはBOD,湖沼や海域の環境基準にはCODが使われています。

T-N (全窒素)  水中の窒素分には有機態窒素と無機態窒素があり,この合計のことです。
 有機態窒素はタンパク質 ・ アミノ酸 ・ 尿素などに含まれ,生体内や環境中で無機態窒素に分解します。

 また,無機態窒素には有機態窒素の分解に由来するものと,化学肥料などに由来するものがありますが,いずれも富栄養化の原因物質の一つとなっています。

T-P (全リン)  水中のさまざまなリン化合物中に含有される,リンの全量のことです。

 主に生活排水 ・ 工場排水 ・ 肥料などから混入したリンなどの栄養塩類は,河川や湖沼の富栄養化を促進することから,富栄養化の原因物質の一つとなっています。

pH (水素イオン濃度指数)  水中の水素イオン濃度を表す指標で,0〜14までの値で表示されます。
 7が中性,7より小さいと酸性,7より大きいとアルカリ性を示します。

 ちなみに,日本の水道水は,おおむね,pH7の中性です。

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水質のものさし (BOD)

 水質の汚濁をはかるものさしの一つに,BODがあります。
 この値が小さければ小さいほど,きれいな水と言えます。

 BODが20mg/Lを越えると,ほとんどの生物がすめないどぶ川になってしまいます。

水質のものさし(BOD)
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