(趣旨)

第1条　この条例は、玉野市営駐車場(以下「駐車場」という。)のうち、次条に掲げる駐車場の設置及び管理について必要な事項を定めるものとする。

(名称及び位置)

第2条　駐車場の名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第3条　駐車場の管理は、玉野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例(平成17年玉野市条例第23号。以下「指定手続条例」という。)に基づき、市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)にこれを行わせることができる。

(指定管理者が行う業務)

第4条　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(指定管理者の権限)

第5条　次条から第8条まで及び第10条から第13条までの規定は、第3条の規定により、指定管理者に駐車場の管理を行わせる場合に準用する。この場合において、次条から第8条まで及び第10条から第12条までの規定中「市長」とあるのは「指定管理者」と、第8条及び第13条中「市」とあるのは「市及び指定管理者」と読み替えるものとする。ただし、指定手続条例第8条第1項の規定により、管理の業務の全部又は一部の停止を命ぜられた期間における当該停止を命ぜられた業務に係る規定については、この限りでない。

(駐車場の利用申込み等)

第6条　駐車場を利用しようとする者(以下「利用者」という。)は、規則に定める手続に従い申込みを行い、利用の承認を受けなければならない。

(駐車の拒否)

第7条　市長は、駐車しようとする自動車が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、駐車を拒否するものとする。

(駐車場の利用の承認の取消し)

第8条　市長は、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、駐車場の利用の承認を取り消すことができる。

(禁止行為)

第9条　駐車場内では、次の各号のいずれかに該当する行為をしてはならない。

(駐車料金)

第10条　駐車料金の額は、1台につき1月あたり4,000円以内で規則で定める額とする。ただし、別に定める軽自動車区画については　3,500円以内で規則で定める額とする。

(駐車料金の還付)

第11条　市長は、既納の駐車料金については、規則で定める場合に限り、その一部又は全部を還付することができる。

(賠償責任)

第12条　駐車場の構造又は設備を毀損し、若しくは滅失した者は、その損害を賠償しなければならない。ただし、市長においてやむを得ない理由があると認めたときは、賠償額を減額し、又は免除することができる。

(駐車場内における損害についての責任)

第13条　駐車場内における盗難、破損、自動車相互の接触又は衝突によって生じた損害その他天災等不可抗力による損害について、市は、賠償の責を負わない。ただし、市の責に帰すべき理由によるときは、この限りでない。

(休止)

第14条　市長は、駐車場の整備、補修その他管理上必要があると認めるときは、駐車場の全部又は一部の利用を休止することができる。

(過料)

第15条　市長は、詐欺その他不正行為により料金の徴収を免れた者に対し、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以下の過料を科することができる。

(委任)

第16条　この条例の施行について必要な事項は、市長が別に定める。